Relyon Tripのロゴ

2023.03.01

Corporate Government

【兵庫】観光庁案件 みなと観光バス株式会社「バス停体験リッチ化デジタルガイドプロジェクト」

神戸の街を縦横に結ぶみなと観光バス様では、「発車までの待ち時間を、ただの“空白”ではなく、街を味わうひとときへ変えたい」という構想がありました。観光庁の支援のもと、当社はバス停起点の回遊を促す特設ページ を Sassy 上に構築。iOS/Android/Webの全プラットフォーム対応で、国内外のお客様にシームレスな利用体験を提供しています。

https://sassy-app.com/ja/kobeminatokanko

【取り組み内容】
・バス停ごとの“寄り道マップ”を実装
周辺カフェ・雑貨店・フォトスポットなどを徒歩圏で一覧化。バス停名で検索すると、距離・所要時間・営業情報がひと目で分かります。

・リアルタイム運行データと連動
みなと観光バス様の運行APIと連携し、次発時刻や遅延情報をページ上部に常時表示。寄り道中も“あと何分で戻ればよいか”が即座に把握できます。

・QRコードでワンタップ起動
各バス停ポールと車内座席の前ポケットに設置したQRコードからアクセス。ログイン不要で、思い立ったその瞬間に活用できます。

・待ち時間に応じたモデルコース
「待ち時間15分で楽しむ立ち飲み」「30分で巡る港町スナップ」など、滞在可能時間に応じたミニコースを提案。短時間でも満足度の高い寄り道を演出します。

・データダッシュボードを提供
ページ閲覧数・タップ箇所・回遊ルートを可視化し、みなと観光バス様がダイヤ編成やバス停周辺整備に活かせるよう分析環境を整備しました。

【プロジェクトの価値】
・待ち時間を“体験時間”へ転換 — お客様がバス移動の合間に神戸らしい街歩きを楽しめる導線を創出。
・問い合わせ削減と顧客満足度向上 — 運行・観光情報を一元化したことで、運転士・案内所への質問が軽減。
・地域経済への波及 — バス路線沿線の店舗・施設への立ち寄りが増え、交通と観光が相互に価値を高め合う循環を実現。
・デジタル×公共交通のモデルケース — 官(観光庁)・民(みなと観光バス様)・スタートアップ(当社)の連携により、他都市への横展開が期待される取り組みとなりました。

バスが来るまでの数分で、神戸の新しい魅力に出会う。
みなと観光バス様とともに、移動そのものを“まちあそび”へ変えるデジタルプラットフォームを形にしました。

詳しいご説明やお問い合わせはこちら